事業概要・沿革


ローカライズ~ビデオマスタリング

当社は、21世紀の幕開けとほぼ時を同じくして東京、青山で字幕/吹替翻訳、制作を請け負う工房として創業しました。その後の法人化を経て、DVDのオーサリング業務に進出。そしてプレスからパッケージ制作、アセンブリと隣接する分野へ着実に事業の幅を広げ、2012年にはBlu-rayディスクのオーサリングシステムを導入。翻訳とオーサリングという異分野の業務を2本の柱とするユニークな制作会社として業界での存在感を高めてまいりました。

 

2023年には生成AIをエンジンとするビデオ・エンハンスメント・アプリケーションを導入。マスター映像のアップスケーリングを行いつつ驚異的な画質向上とノイズ除去を可能とする環境を実現するとともに、専用のインターネット回線を敷設して素材のデリバリー時間を大幅に短縮。オーサリング、素材変換を中心としたビデオマスタリング会社と呼べる体制を整えました。こうした環境を有効利用するものとして、古い映像コンテンツを現代のマーケットで再活用する新たなビジネストレンドの醸成に取り組んでいます。

 

コンテンツ配給~プレイヤーとして

一方2014年には、創業以来の目標である海外の映像コンテンツの買付・発売業務に進出。新たにビデオメーカーの一員として名乗りを上げ、良質のブリティッシュミステリーを中心にDVD/Blu-ray BOXを続々とリリース。映像コンテンツビジネスの世界でプレーヤーとして着実に実績を積み重ねています。

 

映像翻訳スクール

さらに2018年には、映像翻訳スクール「キネマ翻訳倶楽部 SCHOOL」を開講。オンラインによる映像翻訳スクールの先駆けとして独自の実践的なサービスを提供し、多くの修了生を業界に送り出して、映像翻訳業界におけるキャリア形成の水先案内人の役割を果たしています。

 

4本の柱

こうして当社は言葉と映像を事業フィールドに、「ローカライズ」「オーサリング・ビデオマスタリング」「コンテンツ配給」「スクーリング」の4つの業務を柱として、全世界の映像コンテンツの流通、展開に関わる広い範囲のサービスを提供することで映画会社、配給会社、配信プラットフォーム、販売代理店それぞれの皆様のビジネスを側面からサポートしています。